佐藤 素心– Author –
佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。
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素心塾
大和の心(やまとのこころ)
宮司は、近頃ふと思うのです。大和民族には、天から授けられた大きな役目があるのではないかと。 「和を以て貴しと為す」この言葉は、日本という国が築かれた根本の精神... -
素心塾
保守とは何か
宮司は「保守」という言葉を考えるとき、まず「革新」との対比からその意味を捉えることが重要であると考える。革新とは現状を破壊し、新たな仕組みや思想を導入するこ... -
素心塾
鉄舟先生の教えに学ぶ、忘れてはならぬ日本人の心
宮司はこの国の行く末を案じるとき、必ず一冊の教訓と一人の偉人の名を心に浮かべる。「修身二十則」と、山岡鉄舟先生である。 「嘘を言うべからず」に始まるこの二十の... -
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ご来光に祈る心
宮司は毎朝、東の空がわずかに白み始める頃、拝殿に立ち、遥か彼方の水平線を見つめる。やがて闇を破り、荘厳なる光が天地を照らす瞬間。ご来光である。その神々しさに... -
素心塾
志を得ざる時こそ、真の修養である
宮司は、孟子の「大丈夫は志を得ざれば、独り其の身を善くして道を行い、志を得れば天下国家を善くす」という言葉に深く心を打たれるものである。 志を得ざる時とは、思... -
甦れ、日本!
人口占領の現実と日本の覚醒 独立国家を取り戻すために
宮司は思う。日本は決して悪い国ではない。むしろ古来より自然を敬い、調和を尊び、世界に誇る精神文化を育んできた優れた国である。だが、戦後の国際社会において日本... -
素心塾
試練の時代にこそ、日本人の覚悟が問われる
孟子が説いた「天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先ずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしめ、その体膚を餓えしめ…」という言葉は、まさに現在の日本に向けら... -
素心塾
英霊に恥じぬ政治を取り戻すために
宮司は、政治の世界において最も大切なものは「言葉」ではなく「実行」であると考える。人はどれほど立派な言葉を並べても、それを行動に移さなければ何の意味も持たな... -
素心塾
父母に感謝し、祖国を敬う心が日本人の誇りを育む
人としてこの世に生を受けた瞬間から、父母の恩はすでに始まっている。佛教に伝わる『父母恩重経』には、十種の恩として父母が子に注ぐ無償の愛が説かれている。その一... -
素心塾
言葉を正すことは、国を正すこと
仏教の「口業四悪」に学ぶ、政治と言霊のあり方 宮司は日々、神前に向かい祈りを捧げながら、人間社会の根本にある「言葉」の重要性について考えている。言葉は人を慰め... -
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人は、長所で滅びる
人は短所でつまずくのではない。意外にも、長所によって滅ぶことがある。 金がある者は、もっと欲しいとむさぼり、欲に溺れて滅びていく。知恵のある者は、愚かな者を見... -
素心塾
「人物を見抜く眼」
心を見て、国を思う 人物を見分ける力とは、学問でも知識でもなく、日々の暮らしの中で育まれる感性と洞察であると、宮司は確信している。世間では、金に汚い者は悪、金...
