修行– category –
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神と仏と自然が息づく、吉野というまほろば
吉野の山々を歩くと、ただの風景ではないことがすぐにわかる。そこには、古代より息づいてきた霊気があり、自然と人と神仏がひとつに溶け合っている。修験の山として知... -
二千日回峰早朝修行 天空の山を行く
83歳の若者が歩む道 午前二時半に目を覚ます生活を、果たしてどれほどの人が続けられるだろうか。まだ夜の帳が降りきったその時刻に、目覚めの一礼をし、身支度を整え、... -
真に恥ずべきこと
人は誰しも、時に自らの境遇を恥じることがある。だが、宮司は思うのだ。恥じるべきことと、そうでないこととを、見誤ってはならない。 貧しさは恥ではない。衣食に窮す... -
山に伏す覚悟
宮司は、毎朝、決まった山道を歩いております。誰に見せるでもなく、ただ静かに、ただ一歩ずつ、足を運ぶのみです。 この道に、特別な名があるわけではありません。観光... -
母なる国・日本への恩返し
宮司は、ふとした折に立ち止まり、自らに問いかけることがあります。「いま、こうして生かされていることの意味は何だろうか」と。 日々の営みの中で、思い通りにいかぬ... -
徳は必ず隣あり
この宇宙には、「こうでなければならない」という絶対は、実はほとんど存在しません。私たちはつい、自分の考えや信念が唯一正しいと信じがちですが、時にはその「正し... -
信じて歩く力
どんなに辛い日であっても、私は信じている。太陽は必ずまた昇るのだと。たとえ今日という一日が暗く沈んでいたとしても、明日はまた新しい光が私たちを照らしてくれる... -
『二千日回峰早朝修行』
安倍神像神社・素心宮司、83歳の挑戦 令和7年4月23日(水)――冷たい雨と風が吹きすさぶ、寒さの厳しい朝。私は今朝も午前2時30分に起床し、午前4時には山へ向けて歩き出... -
83歳の挑戦!「二千日回峰早朝修行」に込めた覚悟と信念
83歳の宮司が挑む「二千日回峰早朝修行」。その目的は、江戸時代の儒学者・佐藤一斎の『言志四録』に記された、「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む」という精神...
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