素心塾– category –
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素心塾
今を生き抜くための日本人の心の鍛え方
二月の月例祭は、雪の中で厳かに執り行われる。白く覆われた境内に身を置くと、自然と心が引き締まる。杓を持つ手はかじかみ、白足袋は雪を含み、足先の感覚が次第に薄... -
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天地にかなう心を求めて。賀茂真淵に学ぶ日本人の精神
近代以降の日本は、便利さと引き換えに、どこか心の拠りどころを見失いつつあるように見える。価値判断の基準が外から持ち込まれ、理屈が先立ち、正しさが言葉の上で競... -
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歌舞伎が先にあった。日本文化が世界に刻んだ精神のかたち
日本の伝統芸能と武道は、単なる娯楽や技芸の枠を超え、日本人の精神の深層を今に伝える存在である。歌舞伎もまた、その象徴の一つであり、四百年以上の歳月を経て磨か... -
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中庸という、最も厳しい道
宮司は、若い頃「中庸」という言葉がどうにも好きになれなかった。どこか主体性を欠き、長いものに巻かれる生き方を正当化するように聞こえたからである。右か左か、白... -
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真冬の選挙が映す国の心
真冬の選挙戦が始まった。寒風の中で掲げられる政策や数字の背後に、宮司は一つの問いを見る。それは、いま日本という国が、何を大切にし、どこへ向かおうとしているの... -
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なぜ日本人は「損得」で生きるようになったのか
宮司は、戦後の日本社会に広がった価値観の変質に、長年強い違和感を覚えてきた。その象徴が「損得」という言葉である。何かをなす理由を問えば、どれほどの見返りがあ... -
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彌榮の祈りが問いかけるもの。先人の犠牲と大和魂の真実
宮司は、日本の国を守るために命を捧げた先人に対し、まず深い敬意と畏敬の念をもって頭を垂れる。彌榮、彌榮、彌榮。その言葉は、賛美や陶酔のためではなく、永久に安... -
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敵を救った決断が、百年後の誇りとなる。駆逐艦「雷」に宿った武士道
敵味方という区別が人の命の重さを左右してはならない。その厳然たる姿を、旧日本海軍の駆逐艦「雷」と工藤俊作艦長は静かに示した。宮司はこの史実に触れるたび、武士... -
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日本神話を学びなおすことこそ、国の再建の第一歩
日本という国を支えてきたものは、富でも技術でもなく、精神である。神話の時代から連綿と受け継がれてきたこの国の魂を、私たちはどこかに置き忘れてしまったのではな... -
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真秀(まほろば)に宿る不変の魂
日本人に生まれた喜びは、古来より受け継がれてきた「大和言葉」の清らかな響きに触れる瞬間に最も深く刻まれるものである。中でも「まほろば」や「まほらまと」という... -
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義烈の国士 大塩中斎に寄せて
宮司は、大塩平八郎という人物を思うたび、胸の奥が静かに熱を帯びるのを覚える。歴史の中で敗者として語られることの多い人物であるが、その生き方に宿る精神は、今な... -
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軽薄な聡明さを捨て、重厚なる「第一等」の境地へ
現代の世の中を見渡すと、どうも目先の賢さや口の上手さばかりが持て囃されているように思えてならない。頭の回転が速く、弁が立つ人間が優秀だとされ、それに比べて口...
