素心塾– category –
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静かなる侵略、失われる魂
宮司が日々の務めを通じて見つめているのは、この国の姿、そしてそこに暮らす人々の心である。表面的な繁栄の影で、日本の根幹が静かに蝕まれているという危機感。宮司... -
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二千日回峰早朝修行930日目
930日目を迎えての思索 宮司は昨日、早朝修行930日目を達成した。目標として掲げた千日回峰行までは残り70日である。午前2時半に起床し、午前4時に出発。真っ暗な山道を... -
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葉隠に生きる ― 困難を力に変える心
宮司は人生を歩む中で、人は誰しも困難に出会うものだと痛感している。学校でも、職場でも、家庭でも、あるいは国の在り方を思うときでさえ、苦難の種は尽きない。では... -
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葉隠に生きる ― 名人も人なら、われもまた人
宮司は弟子たちに常々伝えている。「人は成りたい者になれる」と。日々の暮らしの中で「できる、できる、必ずできる」と心の中で繰り返し念じ続ければ、その思いは必ず... -
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天皇と国民の絆が照らす未来
天皇(すめらぎ)の おはしますれば 日本(ひのもと)の國民(おほみたから)の 國は滅びず詠み人:佐藤素心 天皇が「おはします」ということは、単なる存在の確認で... -
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星を仰ぎ、坂を超えて — 修行が磨く日本人の精神
宮司は、九百二十五日目を迎えた千日回峰の道を今日も歩いた。午前二時半に目を覚まし、長野の澄んだ空にきらめく星を見上げ、午前四時に山道へ足を踏み入れる。その足... -
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民を尊び、国を敬い、真の君主を育む国、日本
孟子が語った「民を貴しと為し、社稷これに次ぎ、君を軽しと為す」という言葉は、国家の在り方を示す根本理念である。すなわち、国を支える基盤は民であり、その民の暮... -
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二十年前に語った誇りの心
宮司は二十年前、吉水神社に集ったバスガイドの皆さんに語りかけた。あの研修の日、夏の蝉の声に包まれながら、笑いを交えつつも、ガイドという職業の本質について真剣... -
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葉隠に生きる ― 武士は寡黙であれ!
宮司は、講話をするとき、いつも良寛和尚の戒語を思い出す。「言葉の多きこと、口の早きこと、もの言いのきわどきこと、話の長きこと」この四つを戒めとして胸に刻み、... -
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六然の心を生きる力に
宮司は、かつて安岡師父より「六然」という教えを常に諭された。この六つの心構えは、簡潔でありながら、人が生きるうえで拠り所となる深い智慧を含んでいる。言葉とし... -
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男は度胸・女は愛嬌の真の意味
宮司は思う。日本には古くから「男は度胸・女は愛嬌」という言葉がある。これは単なる男女の役割を語る言葉ではなく、民族の美意識と生き方を示すものであった。男は強... -
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国を支える御楯の心
大君の 為には命 惜しからむ御楯の道ぞ たゆみあらすな詠み人:佐藤素心 宮司が詠んだ「大君の為には命惜しからむ 御楯の道ぞたゆみあらすな」という歌は、日本人の...
