素心塾– category –
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素心塾
天皇と国民の絆が照らす未来
天皇(すめらぎ)の おはしますれば 日本(ひのもと)の國民(おほみたから)の 國は滅びず詠み人:佐藤素心 天皇が「おはします」ということは、単なる存在の確認で... -
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星を仰ぎ、坂を超えて — 修行が磨く日本人の精神
宮司は、九百二十五日目を迎えた千日回峰の道を今日も歩いた。午前二時半に目を覚まし、長野の澄んだ空にきらめく星を見上げ、午前四時に山道へ足を踏み入れる。その足... -
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民を尊び、国を敬い、真の君主を育む国、日本
孟子が語った「民を貴しと為し、社稷これに次ぎ、君を軽しと為す」という言葉は、国家の在り方を示す根本理念である。すなわち、国を支える基盤は民であり、その民の暮... -
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二十年前に語った誇りの心
宮司は二十年前、吉水神社に集ったバスガイドの皆さんに語りかけた。あの研修の日、夏の蝉の声に包まれながら、笑いを交えつつも、ガイドという職業の本質について真剣... -
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葉隠に生きる ― 武士は寡黙であれ!
宮司は、講話をするとき、いつも良寛和尚の戒語を思い出す。「言葉の多きこと、口の早きこと、もの言いのきわどきこと、話の長きこと」この四つを戒めとして胸に刻み、... -
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六然の心を生きる力に
宮司は、かつて安岡師父より「六然」という教えを常に諭された。この六つの心構えは、簡潔でありながら、人が生きるうえで拠り所となる深い智慧を含んでいる。言葉とし... -
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男は度胸・女は愛嬌の真の意味
宮司は思う。日本には古くから「男は度胸・女は愛嬌」という言葉がある。これは単なる男女の役割を語る言葉ではなく、民族の美意識と生き方を示すものであった。男は強... -
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国を支える御楯の心
大君の 為には命 惜しからむ御楯の道ぞ たゆみあらすな詠み人:佐藤素心 宮司が詠んだ「大君の為には命惜しからむ 御楯の道ぞたゆみあらすな」という歌は、日本人の... -
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人の心の善を信じ、祖国日本の再生を信ずる
孟子が説いた「人の性は善なり」という言葉は、古来より人間が本来持つ良知良能を信じる教えである。人の心は水が低きに流れるが如く、善へと向かう性質を持っている。... -
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足の裏から光る人を選ぶということ
人はとかく、見た目や肩書、世間的な評価に心を奪われがちである。頭が良い、名門大学を出ている、地位や財産がある、顔立ちが整っている、スタイルが良い。こうした条... -
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「しつけ」という日本の宝を子に伝えるために。
親や祖父母が、子や孫に伝えるべき最も大切なものは何だろうか。日本の神話であり、国への誇りを語る話であり、日本昔話の教訓であり、そして何より「しつけ」である。 ... -
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大和の心(やまとのこころ)
宮司は、近頃ふと思うのです。大和民族には、天から授けられた大きな役目があるのではないかと。 「和を以て貴しと為す」この言葉は、日本という国が築かれた根本の精神...
