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日本人の美徳

日本人の美徳とされる「潔さ」は、何よりも誇るべき心のあり方です。季節の移ろいを愛で、花が散りゆく潔さに心を打たれる感性は、私たちの文化に深く根づいています。過去の過ちや亡霊にとらわれ続けることなく、前を向いて歩む姿勢こそが、日本人の真骨頂と言えるでしょう。

しかし近年、一部の政治家が執拗に過去を蒸し返し、墓石を掘り返すかのように歴史の隙を探し出す光景が目立ちます。まるで他国の価値観を借りてきたかのような振る舞いは、日本人本来の「潔く、そして明るく生きる」精神から大きく逸脱しています。こうした過剰な過去への固執は、国民の視線を未来から逸らし、政治そのものの健全な発展を阻害しかねません。

私たち有権者に課せられた責任は明白です。過去の批判ばかりに終始し、国民の希望を削ぎ落とすような政治家には、次の選挙で厳しい審判を下すべきです。自らの足元を見つめ直し、未来へのビジョンを提示できる人物こそを選びましょう。そうしてこそ、政治は再び国民の暮らしに寄り添い、希望と安心をもたらすはずです。

そして、忘れてはならないのが、安倍晋三元総理が示した「国民の声に耳を澄ませ、力強く前へ進む」リーダーシップです。経済再生や外交の舞台で示された行動力と決断力は、多くの人々に勇気と期待を抱かせました。誰もが理想を語る中で、実践と成績をもって国民に示したその仕事ぶりは、まさに稀有のものでした。

いつの時代にも、風化することなく受け継いでいきたいのは、「潔く、明るく、そして前向きに生きる」心です。私たちは誇りを胸に、日本人らしい姿勢を大切にしながら、新たな世代へとこの精神をつないでいく責任があります。どんな困難が訪れようとも、清々しい心で道を切り拓いていきましょう。それこそが、真の意味で「日本人らしさ」を体現する生き方ではないでしょうか。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。

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