自民党の末路
いまの自民党には、かつての品格も、国を背負う覚悟も、すでに失われてしまったのだろうか。
この期に及んでなお、石破茂を党の顔に据え、「参議院議員選挙」を戦おうというのであれば、自民党は自ら滅亡の道を選ぶに等しい。
その先に待つのは、撃滅危惧種となった自民党の末路であり、野党勢力が快哉を叫ぶ光景である。
だが、私は自民党の大敗など、決して見たくはない。
腐敗しきった政権の退廃など、断じて見たくはない。
いま必要なのは、腐臭を放つ現状に黙って従うのではなく、自民党の中から立ち上がる真の政治家たちだ。
石破を退陣させ、党の矜持を取り戻すべく声を上げる勇気ある者は、本当にいないのか。
このままでは、自民党は過去の栄光を捨て去り、自らの手で自らを滅ぼすだろう。
政治家たちは、果たしてその高額な歳費に見合うだけの使命感を持っているのか。
国民の汗と血と涙によって支えられている国家予算の中から、何の責任も覚悟もないまま、ただぬくぬくと報酬を受け取っているのではないか。
求められているのは、「金もいらぬ、名もいらぬ」という気概を持った政治家である。
ただ国家と国民のためだけに身を捧げる覚悟を持つ者─そんな英雄が、いまこそ日本に必要だ。
日本の未来を憂うならば、
いまこそ腐敗に立ち向かう者が出でよ。
沈黙を破り、正義の旗を掲げる者よ、出でよ。
自民党を、そしてこの国を、本当に守るために。
