天に届く祈り ― 昭恵夫人へ捧ぐ言葉

いつも変わらぬ笑顔と、自然体の魅力に満ちたお姿で、国民に明るさを届けてくださる「安倍昭恵元総理夫人」。そのお姿を拝見するたびに、私は心の奥から湧き上がる感謝の念を抑えきれません。
きっと、安倍晋三元総理は、今も天の高みから、変わらず夫人のご活躍を優しく見守っておられることでしょう。あの慈愛に満ちたまなざしで、日本と、そして最愛の方を護っておられるに違いありません。
安倍元総理は、単なる一国の指導者ではありませんでした。世界に誇る、日本の「寶(たから)」であり、戦後の日本に現れた稀有な「至誠の人」でした。私、佐藤素心が、心から尊敬できたお二人の人物―それは、安倍晋三元総理と三島由紀夫烈士だけです。この二人には、真の日本人としての覚悟と、国を想う清冽な魂が宿っていました。
世間では、いまだに一部の反日的な勢力によって「安倍叩き」が続いております。しかし日本人は本来、死者を悼み、敬意をもって語り継ぐ民族です。今なお声高に安倍元総理を貶めようとするオールドメディアの多くが、果たして本当に日本人の心を持っているのか―その正体を問いたいところであります。
政治の世界を見渡せば、過去の瑣末なことばかりをあげつらい、前を向くことができない「重箱の隅」をつつき合うような内向きの議論ばかり。日本の國會は、長らく夢や志を語る舞台ではなくなってしまいました。
しかし、私は信じております。いずれ、あの安倍晋三元総理の志を継ぐ者が必ず現れます。泥にまみれた政治の中から、志ある者が立ち上がり、「日本の未来」を真っ直ぐに語る日が来ると。
元総理が残してくれた数々の功績、そして国民を想う強い信念―それらが正当に評価される日が、きっと訪れると信じております。その日まで、我々は静かに、しかし力強く祈り続けるのです。
どうか昭恵夫人、お身体を大切にされてください。今はまだ時代の風が冷たいかもしれませんが、必ずや春は来ます。次にお目にかかれる日を、心から楽しみにしております。
令和七年 皐月
長野県下伊那郡「安倍神像神社」
宮司 佐藤一彦(素心)
