國を守る覚悟を、次の一票に込めましょう

宮司は、今の日本の行く末を思うたびに、胸の奥から静かに怒りがこみ上げてまいります。参議院という国政の要にあるべき議員の中に、国民の痛みを顧みず、己の懐ばかりを温めようとする者があまりにも多く見受けられるからです。そのような「拝金主義」に染まった議員には、次の選挙でしかとお引き取り願うほかないと、強く思っております。

たとえば、「選択的夫婦別姓」に賛成する議員がおります。これは一見すると、個人の自由の尊重に聞こえるかもしれません。しかしその本質は、日本の家族制度を根本から崩す危険な思想であり、家という共同体の絆を断ち切るものであります。このような政策を推進する多くの議員は、残念ながら日本の伝統や精神よりも、自らの出自や思想信条を優先する傾向があります。日本の国柄を守るためには、こうした議員の再選は断じて許されません。

また、「女性天皇容認」に賛成した議員もおります。宮司は、女性そのものを否定するつもりは毛頭ありません。しかし、皇統の継承は「男系男子」で受け継がれてきた日本の歴史と伝統の要であり、その重みと尊さを理解せぬまま、軽々に制度を変えようとすることは、あまりにも軽率でございます。皇室の本質を知らず、国体の根幹を揺るがすような者は、政治の場から退いていただくべきです。

さらに憂うべきは、媚中の姿勢をとる議員の存在です。中国で濃厚な酒席や接待を受け、何度も訪中しては「友好」の名のもとに国益を差し出すような行動をとっている議員が少なからずおります。こうした行動は、国家の情報や尊厳を他国に売り渡すに等しく、もはや「スパイ」と言われても仕方のないことでしょう。次の選挙では、このような議員を厳しく見極め、国民の手で落選させなければなりません。

消費税の減税や、ガソリンの暫定税率の廃止、年金・医療・介護への無税政策など、生活の根幹を守るための具体策を提案しない議員にも、もはや国政を託す価値はないと考えております。国民の声に耳を傾けず、財務官僚や経団連の顔色ばかりをうかがうような議員は、国民に寄り添う政治家とは言えません。

また、公明党の存在も大きな課題です。宗教団体である創価学会を母体とするこの政党は、「政教分離」の原則に抵触する恐れがあり、憲法違反の疑念が拭えません。信仰の自由は守るべきものですが、それと政治を混同してはならず、宗教によって動かされる政党が政権の一翼を担うことに強い懸念を抱いております。

そして、戦後日本の最大の問題である「占領憲法」についても申し上げたいと思います。現行憲法は、敗戦のどさくさの中でアメリカに押し付けられたものであり、日本の精神と伝統を否定する内容が数多く含まれております。今こそ「改正」ではなく、「無効」を宣言し、日本人の手で日本の憲法を作り直す時が来ております。憲法を守ることが目的ではありません。守るべきは、この日本の国体と国民の暮らしです。

移民政策についても、宮司は深い懸念を抱いております。移民の受け入れによって治安は悪化し、社会保障の財源もひっ迫し、日本人が本来受けるべき支援が行き届かなくなっております。税金は、日本人のために使われるべきです。日本を守る政治を志す者を、我々が選び直さなければなりません。

最後に、岸田氏や石破氏、森山氏らをはじめとする与党内の裏金問題について申し上げます。帳簿を操作し、パーティー券収入をごまかし、財務省や経団連、メディアとの癒着によって追及を逃れているように見える現状は、極めて深刻です。検察が動かなくとも、国民が選挙によって動かねば、この腐敗の構造は決して変わりません。今こそ「岸田派」「石破派」「岩屋派」といった媚中派の議員たちを退場させるべきであり、その責任は私たち有権者に託されているのです。

「日本を取り戻す」と真っすぐに訴える議員こそ、今の日本には必要です。伝統を守り、皇室を敬い、国民の暮らしに誠実に向き合う政治家を、我々の一票で後押ししようではありませんか。

この日本は、まだ滅びておりません。しかし、目を覚まさなければ手遅れになります。次の選挙こそが、その分水嶺であると、宮司は固く信じております。

令和の国難を乗り越えるために。今こそ、国を想う一票を。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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