草莽崛起の刻、今ここにあり―祖国を守る覚悟を若者へ訴える―

日本はいま、かつてない危機に直面している。平和と自由を当たり前に享受してきたこの国は、その尊さを忘れ、他国に守られることを当然のように考えるようになってしまった。宮司は、この風潮に深い憂いを抱いている。自分の国は自分たちで守る。これは国としての最低限の責任であり、誇りである。その覚悟が、いま問われている。

世界を見れば、中国はチベット、ウイグル、南モンゴル、香港と領域を次々に飲み込み、台湾、韓国、そして日本に狙いを定めている。2027年が転機となるとの見方もある中、日本が無防備でいられるはずがない。だが、この危機感を肌で感じている若者がどれほどいるのか。

20代30代の若者たちに、宮司は声を届けたい。ただスマートフォンを眺め、誰かの投稿に同調して政治を批判した気になっているだけでは、何も守れない。志を持たず、目標も持たず、日々を無為に過ごしながら「この国はだめだ」と呟くことに、いったい何の意味があるのか。祖国がいままさに侵略の脅威に晒されていることに、目をそむけるのではなく、直視してほしい。

現実には、自民党の多くの議員が中国のハニートラップに絡め取られ、金と酒と美女の接待に溺れ、政権中枢は形だけを保っているにすぎない。「石破内閣」はもはや空洞化し、日本の中枢は揺らいでいる。政治家がこの有様であれば、民の覚醒こそが日本を救う唯一の道となる。

外に敵がいるだけではない。すでに日本国内には多くの中国系移住者が入り込み、非常時には“トロイの木馬”として活動を始める準備が整っているとも言われている。この国が戦場と化す日が、本当に遠くないことを認識せねばならない。

焼肉に舌鼓を打ち、ラーメンや餃子にうつつを抜かし、株で一儲けしようとすることに夢中になっている間に、日本は静かに、確実に、足元から崩されている。若者たちが追いかけているのは「成功」ではなく「快楽」ではないのか。宮司は、今の日本に真の志士が必要だと痛感している。

かつて吉田松陰は、命を賭して時代を変えようとした。西郷隆盛、高杉晋作、坂本龍馬、桂小五郎…彼らは時代に背を向けず、混乱の世に立ち向かった。いま、この令和の時代にこそ、その精神を蘇らせなければならない。

草莽崛起とは、名もなき者たちが立ち上がることである。地位も財もなくて構わない。ただ、この国を愛し、守ろうとする意志さえあれば、誰もが立ち上がる資格を持っている。政治家任せにせず、自分たちの未来は自分たちで切り開く。その覚悟を持たなければ、次の世代が育つ土壌すら失われる。

祖国日本をこの地球上から消し去ってはならない。日本の子どもたちが、未来も「日本人」でいられるようにする責任は、いまを生きる私たちにある。

若者よ、立ち上がれ。志を持て。真実を見極め、勇気をもって行動せよ。草莽崛起の刻は、いまここにある。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

目次