静かなる侵略―日本を蝕む黒い手と国民の無関心

日本はいま、静かに、しかし確実に滅びの道を歩んでいる。
この国の衰退は自然の成り行きではない。明確な「原因」がある。それは、「財務省」と「外務省」、そして「経団連」という巨大な権力構造である。これらが国家の根幹を蝕み、日本人の暮らしと精神をすり減らしてきた。

さらに、日本の情報空間を支配するマスコミは、こうした権力と一体化し、「媚中報道」に終始している。事実を伝えることよりも、中国に配慮し、日本人の目を曇らせ、耳を塞ぐことを優先する。真実が語られず、国民の危機感は薄れ、結果として、国家全体の自衛本能が麻痺してしまっている。

国会議員の多くが、すでに中国の「ハニートラップ」や「マネートラップ」に絡め取られている。表面上は国民の代表として議席に座っていても、内実は国家を売り渡す「傀儡」と化している。日本の立法府がそのように堕落してしまっている現状は、もはや国家の崩壊寸前といっても過言ではない。

そして今、もう一つの大きな脅威がある。それは、中国からの大量の「移民」である。この動きは単なる労働力の補填ではなく、日本という国土、文化、精神を根底から変容させ、最終的には中国に取り込まれる危険を孕んでいる。大阪の現状はその典型である。かつての日本人の町並みは消え、中国語が飛び交う風景が日常となりつつある。

それでも多くの日本人は、目の前の金にしか関心を持たない。流行語のように使われる「今だけ・金だけ・自分だけ」の精神が広がり、日本の未来や子どもたちのことを思う人は少なくなった。こうした風潮を体現しているのが、実業家としてもメディアの寵児としても扱われている堀江貴文氏であり、国民に対して「お金さえあればいい」とする価値観をばらまいてきた。

また、大阪を拠点に影響力を持ち続ける橋下徹氏も、口では改革を唱えながら、実質的には日本の法と制度を中国に近づけ、国体を脅かす存在となっている。中国の影響力が濃く漂う大阪の姿こそ、その象徴である。

維新の会も、自民党も、公明党も、もはや清廉潔白とは言い難い。権力にすり寄り、利権にまみれ、国民の生命や文化を守るという本分を完全に忘れている。特に石破茂総理は、その言葉の端々や行動から、日本の国益よりも中国の意向に寄り添っていることが透けて見える。その口元にも、身体にも、心にも、清浄な日本の香りはなく、すっかり「中国の空気」に染められてしまっているように映る。

この国を建て、守り、育ててきたのは、決して権力者たちではない。名もなき先人たちの努力と祈り、そして無数の英霊の犠牲の上に、私たちはこの日本というかけがえのない国土を受け継いできた。だが、今やその日本が、大きく傾いている。誰かが立ち上がらねばならない。神々が眠るこの国を、再び神聖に、美しく、誇り高く保つために。

この言葉が、ほんの一人でも多くの目覚めにつながることを願ってやまない。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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