日本の誇りと防衛の本義を取り戻すとき

いま、我が国は重大な岐路に立たされている。中国共産党率いる軍隊が、国力と軍事力を背景に膨張を続け、台湾や南シナ海、東シナ海、そして日本列島までも視野に入れた戦略を進めている。もし中国が本気で日本に1000万の大軍を差し向ける事態となれば、それは我が国の存亡をかけた戦いとなる。

私は、神社に仕える者として、また日本の古き良き精神と伝統に深く根差す者として、声を大にして申し上げたい。いまこそ、憲法という名の鎖を打ち破り、日本を本来の姿に立ち返らせる時であると。

現行憲法は、敗戦国としての立場で押し付けられたものであり、日本人が日本人として築き上げたものではない。そこには、日本の尊厳も誇りも、そして国を護るという当たり前の意思さえも認められていない。私は、このような状態を「平和」などとは到底呼べないと思っている。真の平和とは、自らを護る力と意思を持ち、そのうえで隣国と対等に手を携えることで初めて成り立つ。

自衛隊の存在を「軍隊ではない」と言い張る欺瞞を続ける限り、日本は真の主権国家とは言えない。私は、自衛隊を正式な軍隊、すなわち「皇軍」として位置づけ直すことこそ、国家の本分だと信じている。それは単なる軍備強化ではなく、「祖国を守る」という、日本人としての当たり前の心を取り戻すことに他ならない。

さらに、私は先進技術と日本の叡智を結集し、ドローン技術とミサイル防衛システムを徹底的に整備すべきだと考える。ドロンミサイル1万発をもって、もしもの際には敵軍を日本海に沈めるだけの抑止力を構築せねばならない。それは戦争を望むことではない。むしろ、確固たる防衛力こそが戦争を遠ざける最大の鍵なのである。

この国には、神々の加護と、先人たちが守り抜いてきた精神がある。それを軽んじ、武を放棄して何が平和か。真の平和は、力と誇りを持ってこそ守られる。私は、戦後の思考停止から目覚め、誇り高き日本の復活を願う者として、今の日本人一人ひとりに問いたい。あなたはこの国を、子や孫に誇れるかたちで手渡す覚悟があるか。

私にはある。日本人として、この国を守り抜く覚悟がある。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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