「石破辞めろ」デモへの思い

国家の誇りを守るために
宮司は、官邸前で小学生までもが「石破辞めろ」と声を上げる光景を見て、胸の奥深くに重いものを感じた。国を導くべき総理大臣が、子どもにまで辞任を求められる姿は、日本の政治の異常さを如実に物語っている。民意を無視して居座り続け、選挙で大敗しても退かず、海外に巨額をばらまき、大量の移民を流入させる。そして国民には増税と負担を押し付ける。これほど厚顔無恥な為政者は歴史に例を見ない。
宮司は、国家のリーダーに必要なのは「誠」であると考える。国民の声に耳を傾け、己の掲げた政策を必ず実行に移す覚悟、それこそが為政者の条件だ。尖閣常駐をはじめ、自ら打ち出した約束を果たさぬまま、言葉だけ勇ましく装うのは、まやかしに過ぎない。虚言は一時しのぎにはなっても、必ず国を滅ぼす。
国防も財政も危機に瀕するいま、総理の座にある者が責任を果たさぬなら、その存在はもはや国家の破壊者である。宮司は、歴史に学ばねばならぬと痛感する。国を誤らせた指導者の多くは、民意を軽視し、権力に固執した結果、亡国を招いた。民衆の怒りが燃え上がるとき、その炎は権力者だけを焼き尽くすのではない。国家そのものを焼け野原にしてしまう危険を孕んでいる。
4000人の「石破辞めろ」の声は決して小さくない。それは序章に過ぎず、これからさらに国民の怒りは高まるだろう。民意を真摯に受け止め、潔く身を引くことこそ、政治家に残された最後の名誉である。居座り続ける限り、日本は確実に衰亡の道を辿る。
宮司は、若い世代に伝えたい。政治を他人事として眺めてはならない。小学生までもが声を上げたのは、国を思う純粋な心があったからだ。その心を大人が汲み取り、責任ある行動に結びつけることこそ、次の世代への使命である。
日本は長い歴史を持つ国である。幾度も国難を乗り越えてきたのは、為政者の力だけではない。国を愛し、郷土を守ろうとする民草の強い意志があったからだ。宮司は信じている。いまの苦境もまた、日本人が誇りを持ち、心を一つにすれば必ず乗り越えられると。
だからこそ、いまこそ声を上げねばならぬ。国民の声が真の政治を動かす。愛国の念を胸に刻み、国を誤らせる者に対しては毅然と「退け」と告げる勇気を持つこと。それが、先人たちが守り抜いた日本を未来へと繋ぐ唯一の道である。