日本を護る心の覚悟

宮司は今、日本が未曽有の危機に直面していると強く感じている。石破政権による無策と迎合の政治姿勢は、国を内部から崩壊させる道を開きつつある。中国から送り込まれる民兵が移民の姿に偽装して日本列島に根を張り、まさにトロイの木馬のように潜伏し、決起の時を待っている現実を直視せねばならない。

この事態を「陰謀論」と切り捨てるのは簡単である。しかし、歴史を顧みれば、外からの侵略は常に「内部協力者」を通じて進められてきた。古代ギリシャの城壁に運ばれた木馬と同じく、現代日本にも国を脅かす存在が平然と受け入れられている。平和の名の下に油断を重ねることは、祖国の存亡を危うくする最短の道である。

宮司は弟子たちに常に説いている。「危機は外からだけでなく、内からも訪れる」と。日本は八百万の神々に守られ、幾多の困難を乗り越えてきた。しかし、その力を支えてきたのは国民の自覚と覚悟であった。武士道の精神は「死を覚悟することで生を得る」ことを教えている。すなわち、国を護るためにこそ、日々の心構えと決断力が必要なのだ。

この問題を政治的な争点に矮小化してはならない。国防とは一部の人間の課題ではなく、国民すべてが担う責任である。子どもたちの未来を守るために、今の私たちが声を上げ、行動を起こすことが求められている。もし沈黙を選ぶならば、日本はやがて民族的自立を失い、他国の意のままに操られる従属国家へと堕ちてしまうだろう。

宮司は、危機を学びとせよと訴える。危険を直視することは恐怖に呑まれることではない。むしろ、危機を正しく理解することによってこそ、勇気が生まれる。愛国心は感情の昂ぶりではなく、祖先から受け継いだ国土と文化を次代に引き渡す使命感である。その心を燃やすことが、国を立て直す第一歩である。

宮司は信じている。日本人は本来、逆境において強さを発揮する民族である。今こそ、個々が心を研ぎ澄まし、覚悟を固め、行動を重ねる時である。神州日本を護り抜くために。


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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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