愛国の心と仁徳を備えた政治家を待望す

宮司は、信頼される政治家の条件を改めて考える。そこに欠かすことができないのは、皇室を敬い、靖国神社の英霊に感謝を捧げ、日本の伝統と文化を守り抜く姿勢である。金銭に清らかであり、決して嘘をつかず、信念を貫き、仁と徳を兼ね備えること。それらは決して難しいことではなく、古来より日本人が大切にしてきた生き方そのものに根ざしている。

政治家とは、国民の代表であると同時に、国の舵を取る責任を担う存在である。その責任を果たすために求められるのは、ただ一つ「信頼と実行」だ。言葉だけでは人の心は動かない。どれほど耳触りの良い公約を掲げようとも、実行が伴わなければ、信頼は一瞬で失われる。反対に、実行を積み重ねていれば、自然と信頼は育まれる。信頼と実行は表裏一体であり、一方を欠けば政治家の存在意義は消える。

宮司は、この国の現状を見渡すとき、真に信頼できる政治家は絶滅危惧種のように思えてならない。多くの政治家は票を得るために美辞麗句を並べ立てるが、実行の覚悟と行動力を示す者は少ない。だからこそ、国民の不信は募り、政治不信が社会全体を覆っている。このままでは日本の未来を切り拓く力は失われる。

日本がこれから進むべき道は明らかだ。皇室を中心とした国柄を尊び、英霊への感謝を忘れず、伝統と文化を守り続けること。国民を愛し、国を思う心を根底に据えて、遵法精神を持ち、清貧に生き、公私のけじめを弁える政治家を選び出すこと。それは単なる理想論ではなく、歴史の中で幾度も国難を乗り越えてきた日本人の精神そのものだ。

宮司は願う。これからの日本に必要なのは、見栄や打算に走る指導者ではなく、国民の声に耳を傾け、己を律し、実行をもって信頼を築く政治家である。そのような政治家が再び現れ、日本を導くとき、この国は必ず甦る。日本の未来は国民一人ひとりの覚醒とともにあり、信頼される政治家の誕生こそがその希望を象徴する。

さて、誰が首相になるのか、注目したい。宮司は日本初の女性総理を望む。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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