占領憲法を否定し、明治憲法への復憲を

宮司は、今もなお大日本帝国憲法が生きていると確信している。アメリカによって奪われ、檻に閉じ込められたように封印されてきた明治憲法は、実は息づき続けている。その存在を救い出せないのは、我々が占領体制の呪縛から未だ解き放たれていないからである。

戦後に押し付けられた占領憲法を「護憲」する者も、「改正」を唱える者も、根本の真実から目を背けている。護憲論は従属を美化し、改憲論は占領憲法を前提にしてしまう敗北の論理である。どちらも日本人の誇りを踏みにじる欺瞞にすぎない。もし改憲に頼るならば、議論と手続きに20年、30年と時間を費やし、その間に日本という国そのものが失われてしまうだろう。

宮司は、日本国民の心の奥底にある悲願を知っている。人々は本能的に、戦後憲法こそが諸悪の根源であることを理解している。家族が分断され、教育は骨抜きにされ、誇りある歴史は歪められてきた。これはすべて、占領憲法が日本精神を縛り付けてきた結果である。だからこそ、いま必要なのは「改憲」ではなく「復憲」である。すなわち、明治憲法の再生こそが独立自尊の道であり、真の日本回復への第一歩なのだ。

宮司は、占領憲法を無効とする国会請願が初めて受理されたことを「日本史上初めての快挙」と受け止めている。これは、かつて不可能と思われた扉が開いた瞬間である。この一歩はやがて、日本人の魂を呼び覚ます大いなる潮流へと発展するだろう。日本人は再び、国のために、子孫のために、誇りを胸に立ち上がらねばならない。

憲法をめぐる議論は法技術の問題ではない。それは、日本人としての存在そのものをかけた闘いである。宮司は、復憲によって国体を蘇らせ、世界に向かって堂々と「日本は独立国家である」と宣言する日を願っている。

日本の未来は、占領憲法を存続させるか、明治憲法を復活させるかにかかっている。宮司は、その選択が国民の魂を試す最大の試練であると考える。占領憲法を否定し、復憲の道を歩むことこそ、日本人の心を救い、真の独立をもたらす唯一の道なのだ。

明日は大日本帝国憲法の素晴らしさについて書かせていただく。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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