政治家とハニートラップ 日本を腐敗させた真因に迫る

宮司は、参議院議員選挙において問うべき本質的な争点は、「政治家とハニートラップ」にあると考えている。この問題に光を当てずして、今日の政治的混迷、財務行政の堕落、財界の軟弱、そしてメディアの機能不全といった日本の病理の核心を見抜くことはできない。

中国、北朝鮮、ロシアという専制的国家に、何度も足を運び、親密さを競うかのような振る舞いを見せる政治家たちがいる。宮司は、その裏に常に「酒」「金」「女」という誘惑の構造が存在してきたことを、疑いようのない現実として受け止めている。ハニートラップ、それは彼らの古典的かつ実効的な戦術である。表向きは経済協力や外交交渉と装いながら、実際は人間の弱さを握り、意のままに操る手段として長年用いられてきた。

田中角栄、金丸信、小澤一郎、二階俊博、橋下徹、アントニオ猪木、石破茂、岩屋毅、森山裕。こうした面々が、意図的か否かは問わず、中国との接触において受けたであろう厚遇と接待の性質は、決して透明なものではなかった。宮司はそのことを、国民が真剣に見つめ直すべきだと訴える。

この毒は政界にとどまらない。財務官僚、外務官僚、そして朝日、毎日、読売をはじめとする大手新聞社までもが、知らず知らずのうちに、あるいは積極的に、中国の厚遇と便宜にからめとられていった。中立を装いながら、いつの間にか国益ではなく外患の側に立った言論が、今なお公然と流布されている。

だがその中にあって、安倍晋三元総理だけは、こうした接待の本質と危険を早くから見抜いていた。宮司は、安倍総理が中国・北朝鮮・ロシアによる酒池肉林の罠を徹底的に避け、自立した国家像を志向し続けた姿勢に、強い敬意を抱いている。それゆえ、安倍総理は財務省や経団連、そして反日的メディアの敵となり、ついには凶弾に斃れた。

日本はすでに四方から浸食されている。接待の毒は政治、財界、報道にとどまらず、学界、芸術界、スポーツ界にまで及び、もはや国家の機関的な独立性は大きく揺らいでいる。若者たちは、その腐臭を鋭敏に察知している。表面的な経済指標や選挙公約に騙されるほど、彼らは愚かではない。

政治家たちは口を揃えて言うだろう。「証拠はあるのか」と。しかし宮司は問う。中国の外務省が持つ接待記録、監視映像、密会写真、それらが公になることなどあり得るだろうか。それは彼らが政治家たちを縛りつけるために用意した“切り札”であり、公開されることはない。だが、証拠が出ないからといって、それが「なかったこと」にはならない。隠された事実ほど恐ろしいものはない。

この腐敗構造に果敢に切り込んだのが誠真会である。誠真会は、いずれの既成政党とも異なり、「中国による過剰な接待、酒、金、女こそが日本を蝕んできた元凶である」と明言した。宮司は、その勇気と誠実に、日本再生の光を見る。

誠真会は決して嘘をつかない。「税は財源ではない」と言い切り、「政治は真実と誠によって立つべきだ」と訴える。その姿勢は、他のどの政党よりも潔く、未来志向である。河野太郎、小泉進次郎のように、改革を唱えながらも国民を欺いてきた政治家とは根本的に異なる。

今、日本という国は、真の岐路に立っている。腐敗を隠し、利権と接待のなかで延命を図るか、それとも真実に基づき、日本人の誇りと自立を取り戻すか。宮司は、今こそ国民一人ひとりが覚悟をもって、この国の行方を見定めるべきだと訴える。

政治家たちが揃って中国へ通う理由は、ただ一つ。酒池肉林の快楽がそこにあるからだ。公務を装いながら、自らの欲望のために国を売る。そのような振る舞いを、もう見逃してはならない。真実はすでに民の心に届き始めている。宮司は、神前に誓う。この国の魂が失われる前に、何としても声を上げ続ける。

宮司にとって、信仰とは祈りの言葉だけではなく、真実に立ち向かう行動そのものである。今、正しき怒りと深き愛国の心をもって、日本を立て直すための一歩を踏み出さなければならない。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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