高市早苗新総裁就任に寄せる祈りと期待

宮司は、このたび高市早苗議員が自民党の新総裁に就任されたことを、心から喜びをもって受け止めている。閉塞感に覆われた日本にとって、この出来事は希望の灯であり、国を再び立ち上がらせるための大きな一歩である。

総裁選の演説において、小泉進次郎氏は議員仲間への感謝を述べるにとどまったが、高市新総裁は「国民への愛」を語り、日本を必ず立て直すという揺るぎない決意を示した。その違いは明白であり、政治家としての器の大きさを浮かび上がらせた。権力の座を求めるのか、国民のために身を捧げるのか。ここに、真の指導者の資質が映し出されたのである。

しかし、前途は決して平坦ではない。日本は経済の停滞、人口減少、国際的な安全保障環境の悪化、エネルギー問題、教育の混迷といった難題を抱えている。さらに、移民問題は国家の根幹を揺るがす深刻な課題である。労働力確保の名の下に安易に外国人労働に依存すれば、地域社会の秩序は乱れ、伝統や文化は次世代に受け継がれぬ危険がある。短期的利益のために日本の未来を犠牲にするわけにはいかない。

宮司は、高市新総裁こそがこれらの課題に正面から取り組む覚悟を持つと信じている。経済においては積極財政を推し進め、国民生活の安定を図るであろう。安全保障においては、激変する国際情勢の中で毅然と日本を守る姿勢を示されるであろう。エネルギー政策では、自立性を高める道を探り、教育においては日本人としての誇りを取り戻す方向を示されるはずだ。そして移民問題についても、国民の安心と文化の継承を最優先に据えた政策を進めると確信している。

指導者の志だけでは国は立たない。国民一人ひとりが同じ志を持ち、高市新総裁を支えなければならない。古来「国は人なり」と言われるように、国の未来を決めるのは、結局は我ら自身の覚悟である。

宮司は神前において、高市新総裁のご健勝と奮闘、そして日本国の弥栄を祈る。この新たな出発を、日本再生の第一歩としなければならない。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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