学ぶ力こそ、政治の原点。それが高市総裁の姿
維新の会の藤田代表の言葉を聞いて、宮司は心を打たれた。高市早苗総裁が他党の政策資料に赤線を引き、付箋を貼り、細部にまで理解を深めようとする姿勢。そこにあるのは「勝つための政治」ではなく、「学ぶための政治」という原点だ。相手を敵として見るのではなく、国を良くするために他者の知恵からも学ぼうとする謙虚さ。それが真のリーダーの条件だと思う。
学ぶとは、己の無知を知ること。相手の言葉に耳を傾け、自分の考えを磨き上げること。日本人が大切にしてきた「謙譲の美徳」とは、まさにこの心だ。学び続ける者こそ、時代を超えて信頼される。政治家がこの精神を持ち続けるなら、国家の未来は安泰だ。
高市総裁が持つ勤勉さは、表面的な知識の吸収ではない。そこには「国のために自分を磨く」という志がある。学問を通じて己を高め、政策を通じて社会を正す。古より日本の政治には「公のために学ぶ」という精神が根づいてきた。藤田代表が感じた敬意は、その伝統の再生を見たからだろう。
21日、日本初の女性総理大臣が誕生する。だが、これは単に「女性初」という記録ではない。長く失われていた日本的精神が、政治の中心に戻る日だ。努力、謙虚、誠実。これらを実践するリーダーこそ、日本の再生の象徴である。
政治とは力の誇示ではなく、学びと奉仕の積み重ね。高市総裁の姿に、学ぶことの尊さと、真のリーダーシップの在り方を見た。国を導く者が学び続ける限り、この国の未来には希望がある。
