学ぶ力こそ、政治の原点。それが高市総裁の姿

維新の会の藤田代表の言葉を聞いて、宮司は心を打たれた。高市早苗総裁が他党の政策資料に赤線を引き、付箋を貼り、細部にまで理解を深めようとする姿勢。そこにあるのは「勝つための政治」ではなく、「学ぶための政治」という原点だ。相手を敵として見るのではなく、国を良くするために他者の知恵からも学ぼうとする謙虚さ。それが真のリーダーの条件だと思う。

学ぶとは、己の無知を知ること。相手の言葉に耳を傾け、自分の考えを磨き上げること。日本人が大切にしてきた「謙譲の美徳」とは、まさにこの心だ。学び続ける者こそ、時代を超えて信頼される。政治家がこの精神を持ち続けるなら、国家の未来は安泰だ。

高市総裁が持つ勤勉さは、表面的な知識の吸収ではない。そこには「国のために自分を磨く」という志がある。学問を通じて己を高め、政策を通じて社会を正す。古より日本の政治には「公のために学ぶ」という精神が根づいてきた。藤田代表が感じた敬意は、その伝統の再生を見たからだろう。

21日、日本初の女性総理大臣が誕生する。だが、これは単に「女性初」という記録ではない。長く失われていた日本的精神が、政治の中心に戻る日だ。努力、謙虚、誠実。これらを実践するリーダーこそ、日本の再生の象徴である。

政治とは力の誇示ではなく、学びと奉仕の積み重ね。高市総裁の姿に、学ぶことの尊さと、真のリーダーシップの在り方を見た。国を導く者が学び続ける限り、この国の未来には希望がある。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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