2026年5月– date –
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素心塾
不遇の中に光る心
人生において、成功と失敗、栄光と不遇。これらは表裏一体である。だが、真の人格の価値は、成功の中にあるのではなく、不遇の中にこそ表れるのだ。宮司は、この真理を... -
素心塾
神話を語らぬ民族は滅ぶ。「ふることぶみ」を子と孫へ手渡すとき
子どもに「こじきを知っているか」と問いかけたとき、返ってくる答えに胸が冷えたことがある。彼らは口々に、道端で物乞いをする者の話を始めるのだ。「古事記」と「乞... -
甦れ、日本!
高市首相と「国力研究会」。今、日本の国柄が問われている
国家の興廃は、その日その日の喧騒にあらわれるものではない。為政者が、目先の課題に追われるばかりで、より大いなる主題のために集い、論じ、構え直す機会を持ち得ぬ... -
素心塾
動かざる山たれ。『弱さのシグナル』を読む者の務め
国の品位は、声の大きさではなく、姿勢の正しさによって測られる。世に騒ぎ立てる者ほど内に怯えを抱え、静かに立つ者ほど揺るぎない芯を持つ。これは古来、日本人が戦... -
素心塾
そばにいるだけで心が整う人へ
5月の風は清々しい。新緑の山々を吹き抜け、田んぼの水面を波立たせ、人の心までも洗い清めるようだ。この季節、宮司は思う。人の世には、そばにいるだけで心が落ち着く... -
素心塾
18歳の眼が映した昭和。河島英五と時代の本質
昭和という時代を語る時、宮司はいつもある一つの出来事を思い出す。河島英五という一人の青年が、わずか18歳の時に、ある一つの人生観を歌にしたという事実である。高... -
甦れ、日本!
覚悟は、語らず。葉隠聞書「只今がその時」に思う、武士道の本義
風雪に耐えてこそ、木は深く根を張る。平穏なる日々にあっては、深く根を張った木と、浅く張った木との違いを見分けることは容易ではない。同じ青葉を茂らせ、同じよう... -
素心塾
救いは遠くにない。心を軽くする生き方の原点
救われるためには、シンプルでなければならない。宮司はこの言葉を、生き方の入口として静かに据えている。人は時代が進むほど、多くを持ち、多くを知り、多くを語ろう... -
政治
大和魂は、海を越ゆる。キャンベラ奈良平和公園に建つ、安倍元総理の慰霊碑に思う
一輪の花を石の前に手向ける ── この所作の中には、人の世の祈りの最も純粋な形が宿っている。距離の遠さも、年月の長さも、それを問うことはない。海を隔てても、世代... -
甦れ、日本!
大日本帝国憲法こそ、日本の魂が刻まれた憲法であった。占領下の作文と引き比べて思うこと
書物には、二種類のものがある。年月を経るほどに価値が増していくものと、書かれた途端に古びていくものである。前者は、書き手の魂が深く刻まれた書物であり、時代を... -
素心塾
東洋の英傑・村田清風に学ぶ
理と実を貫いた日本人の背骨 幕末の英雄として語られる吉田松陰や高杉晋作の背後には、静かに国の土台を築いた人物がいる。その名が村田清風である。剣を振るうことなく... -
素心塾
天地の心を受け継ぎ、静かに太平を拓く道
天地は、気の遠くなるほどの歳月をかけて、山を起こし、海を満たし、草木を芽吹かせ、あらゆる命を育んできた。その営みの最終章として、人はこの世に置かれ、心という...
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