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国旗

日本製の日の丸

軽く、しわになりにくい生地を用いた日本製の国旗です。家庭や事業所での掲揚に。

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皇室・祭祀

『宮中祭祀―連綿と続く天皇の祈り』

天皇の祈りと宮中祭祀について学び、日本の伝統への理解を深めるための一冊です。

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日本製・越前和紙の御朱印帳

ちりめん生地と越前和紙を用いた、日本製の御朱印帳です。参拝の記録を大切に残す一冊として。

日本語を粗末にするな。挨拶と敬語に宿る、見えない国柄

宮司は、日々の言葉ほど人の心を映すものはないと思っている。

おはようございます。

ありがとうございます。

申し訳ありません。

いただきます。

ごちそうさまでした。

どれも短い言葉である。だが、その一言の中に、日本人が長く大切にしてきた礼と慎みが宿っている。

日本語を粗末にしてはならない。

言葉を粗末にすることは、心を粗末にすることだからである。

現代は、言葉が速い。短く、強く、刺さる言葉が好まれる。ネット上では、人を嘲る言葉、怒りを煽る言葉、相手を切り捨てる言葉が簡単に広がる。顔を合わせていれば言えないような言葉が、画面の向こうには投げつけられる。

だが、言葉には霊が宿る。

古来、日本人は言霊を重んじてきた。祝詞は言葉によって場を清め、祈りを神々へ届ける。反対に、荒い言葉、偽りの言葉、軽い言葉は、人の心を曇らせ、世を乱す。

宮司は、言葉を単なる道具とは見ない。言葉は、魂の姿である。どのような言葉を使うかは、どのような心で人に向かっているかを示している。軽い言葉ばかりを使えば、心も軽くなる。人を傷つける言葉に慣れれば、やがて人を傷つけることに鈍くなる。

挨拶は、最も身近な言霊である。

朝、家族に挨拶をする。近所の人に頭を下げる。職場で声をかける。学校で先生や友人に挨拶をする。そこには、あなたの存在を認めています、今日も共に生きましょう、という静かな礼がある。

挨拶のない家庭は、冷える。

挨拶のない職場は、荒れる。

挨拶のない地域は、つながりを失う。

たかが挨拶ではない。挨拶は、人と人の間に道を開く第一歩である。

敬語もまた、日本人の大切な文化である。敬語は面倒だ、堅苦しい、古いと言う人もいる。確かに、形式だけの敬語には空虚さもある。しかし、敬語の本質は、相手との距離を丁寧に測る心である。

親しさと無礼は違う。

率直さと乱暴は違う。

自由な言葉と、粗末な言葉は違う。

敬語を使うことで、人は相手を立てることを学ぶ。自分を下げることを学ぶ。場にふさわしい言葉を選ぶことを学ぶ。これは単なる言語技術ではない。心の作法である。

礼とは、人を縛る鎖ではない。人と人が傷つけ合わずに生きるための間合いである。敬語を失う時、人は近づきすぎる。近づきすぎれば、遠慮が消え、遠慮が消えれば、侮りが生まれる。日本語の美しさは、この間合いを静かに守ってきたところにある。

宮司は、子供たちにこそ美しい日本語を教えたい。難しい言葉を詰め込む必要はない。まず、挨拶である。ありがとうである。ごめんなさいである。いただきますである。人の目を見て、言葉を届けることである。

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この基本が失われれば、どれほど学力が高くても、人としての根が弱くなる。

言葉は家庭で育つ。父母が荒い言葉を使えば、子も荒くなる。父母が感謝を口にすれば、子も感謝を覚える。父母が互いを尊重する言葉を使えば、子は人を敬うことを学ぶ。

だから、大人は自分の言葉を恐れねばならない。

子供は、大人の言葉を聞いている。父が母に何と言うか。母が父をどう語るか。大人が祖国をどう語るか。政治家をどう罵るか。店員にどう接するか。その一つ一つが、子供の中に物差しとして残る。

メディアにも同じことが言える。見出しは国民の心を動かす。テレビの一言、ネット記事の短文、SNSに流れる表現。その言葉が荒ければ、社会の心も荒れる。報道の自由は尊い。しかし、自由な言葉にも責任がある。

日本語には、見えない国柄が宿っている。

相手を立てる心。

場を読む心。

直接言いすぎない慎み。

感謝を形にする礼。

自然や季節を細やかに感じ取る感性。

これらは、日本語とともに受け継がれてきた。日本語が乱れる時、その背後にある心の形も乱れていく。

もちろん、言葉は時代とともに変わる。新しい表現が生まれることも自然である。若者の言葉をすべて否定する必要はない。だが、変わってよいものと、失ってはならないものがある。

ありがとうを失ってはならない。

ごめんなさいを失ってはならない。

いただきますを失ってはならない。

この三つの言葉を失えば、人は傲慢になる。傲慢な人間が増えれば、社会は声ばかり大きくなり、心は荒れていく。宮司は、難しい改革を語る前に、まず家庭の中でこの三つの言葉を取り戻すべきだと思う。

目上を敬い、年下を慈しみ、相手に礼を尽くす日本語の心を失ってはならない。

宮司は、今日からできる日本再生があると思う。

言葉を正すことである。

朝、挨拶をする。食前に手を合わせる。感謝を口にする。乱暴な言葉を飲み込む。相手を傷つける前に一呼吸置く。子供の前で祖国を粗末に語らない。

それだけで、家庭は少し変わる。職場は少し変わる。地域は少し変わる。

言葉を正すことは、心を正すことである。

日本語を守ることは、日本人の魂の形を守ることである。

どうか、日々の一言を粗末にしないでほしい。その一言の中に、国柄は静かに息づいているのである。

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この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

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