MENU
PR

日本の伝統と文化を、暮らしの中へ

国旗、皇室の祈り、和紙、日本茶など、日本の文化を身近に感じられる品をご案内します。

国旗

日本製の日の丸

軽く、しわになりにくい生地を用いた日本製の国旗です。家庭や事業所での掲揚に。

Amazonで国旗を見る
皇室・祭祀

『宮中祭祀―連綿と続く天皇の祈り』

天皇の祈りと宮中祭祀について学び、日本の伝統への理解を深めるための一冊です。

Amazonで書籍を見る
日本茶・海苔

山本山オンラインショップ

江戸時代から続く老舗の日本茶と海苔。日々の食卓や、大切な方への贈り物に。

江戸の文化と味を未来へ

日本製・越前和紙の御朱印帳

ちりめん生地と越前和紙を用いた、日本製の御朱印帳です。参拝の記録を大切に残す一冊として。

日本語には、日本人の魂が宿っている

国家と民族にとって、最も大切なものの一つが言葉である。

国土があっても、そこに暮らす人々が自らの言葉を失えば、祖先の記憶も、歴史も、祈りも、次第に薄れていく。言葉は、単なる意思伝達の道具ではない。その民族が何を尊び、何を美しいと感じ、どのように人と向き合ってきたのかを映し出す、心の器なのである。

宮司は、日本語ほど日本人の歴史、伝統、文化、信仰、生き方と深く結びついた言葉はないと思っている。

私たちが毎日、何げなく使っている日本語。その一音一音には、祖先から受け継いできた日本人の心が宿っている。

日本語の根幹を成す五十音は、「あ・い・う・え・お」という五つの母音を中心として、整然と組み立てられている。か行、さ行、た行、な行と続く一つひとつの音には、必ず母音が伴う。五十音表を眺めると、そこには不思議なほど美しい秩序がある。

PR:言葉を正すことは、心を正すことに通じる。日本語に宿る言霊と歴史を学び、日々の一言を粗末にしない心を養いたい。
『言霊と日本語』をAmazonで見る
Audibleで関連する歴史・教養書を聴く

この五十音が、いつ、誰によって、どのように形づくられたのか。そのすべては明らかではない。しかし宮司は、この簡潔にして整然たる音の並びに、日本人の物事を調え、和を求める心が表れているように思う。

大和言葉の響きは、明るく、柔らかく、澄んでいる。

「あさ」「ひかり」「こころ」「いのち」「みず」「やま」「かわ」「そら」。

声に出してみると、どの言葉にも自然な響きがあり、言葉そのものに温もりがある。母音を中心とする日本語は、言葉の終わりが穏やかに開かれ、耳に柔らかく届く。それは、日本の山河を流れる水の音、木々を渡る風の音、鳥のさえずりにも通じる響きではなかろうか。

日本人は、自然の音をただの雑音として聞いてきたのではない。

風の声を聞き、川のせせらぎに心を澄ませ、虫の音に季節の移ろいを感じてきた。自然の中に神々の御心を感じ、その気配を言葉に表してきたのである。日本語の美しさは、日本人が自然と共に生き、自然を畏れ、感謝してきた歴史から生まれたものだと宮司は思う。

古来、日本人は言葉に霊妙な力が宿ると考え、それを「言霊」と呼んだ。

よい言葉は人を励まし、悪い言葉は人の心を傷つける。祈りの言葉は心を清め、感謝の言葉は人と人との縁を結ぶ。言葉は一度口から出れば、目には見えなくとも相手の心に残り続ける。

神社の祭典で奏上する祝詞も、ただ文章を読み上げているのではない。清らかな言葉をもって神々に願いを申し上げ、感謝を捧げる。その一音一音に心を込めるからこそ、祈りとなるのである。

宮司は、言葉とは心の姿そのものだと思っている。

心が荒れれば言葉も荒れる。心に感謝があれば、自然と「ありがとう」という言葉が出る。相手を敬う心があれば、言葉遣いも丁寧になる。どれほど立派なことを語っても、言葉に誠がなければ、人の胸には届かない。

日本語には、一人称だけでも「私」「わたくし」「僕」「俺」「われ」「それがし」「拙者」など、多くの言い方がある。自分と相手との関係、立場、その場の空気によって言葉を使い分ける。これは単に語彙が多いというだけではない。

日本人が、自分だけを見て話しているのではなく、常に相手との間柄を考えて言葉を選んできた証しである。

とりわけ日本語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語が豊かに備わっている。

相手を敬い、自分を慎み、場を乱さぬように言葉を選ぶ。「お越しになる」「拝見する」「いただく」「申し上げる」という言葉には、人を大切にする心が込められている。

自分を大きく見せ、相手を言い負かすことが強さなのではない。自らを抑え、相手を立て、互いが気持ちよく過ごせるよう心を配る。そこに日本人の慎みと礼節がある。

宮司は、この敬語の中にこそ、日本精神の美しい姿が表れていると思う。

日本人が大切にしてきた「和」とは、誰もが同じ考えになることではない。それぞれの違いを認めながら、相手を尊び、一つの場を調えていくことである。その和の心は、私たちが使う日々の言葉の中にも息づいている。

「おかげさま」

「もったいない」

「お互いさま」

「いただきます」

「ごちそうさま」

これらの言葉を、外国語にそのまま置き換えることは容易ではない。

「おかげさま」には、自分一人の力で生きているのではないという感謝がある。「もったいない」には、物や生命を粗末にせず、その背後にある働きや恵みを敬う心がある。「いただきます」には、食材となった生命と、食事を整えてくださったすべての人への祈りがある。

わずかな言葉の中に、日本人の信仰と道徳と生活の智慧が込められているのである。

また、日本語が生み出した和歌や俳句は、極めて少ない言葉によって、広大な情景と深い心情を表す。

五七五、あるいは五七五七七という短い言葉の中に、季節の移ろい、人を恋うる心、故郷への思い、人生の無常までも詠み込む。すべてを説明せず、読む者の心に余韻を残す。

そこには、語らぬものを感じ取る日本人の感性がある。

何もかも言葉にして説明しなければ理解できないのではない。沈黙の中にある思いを察し、行間に込められた心を受け取る。これもまた、日本人が長い歴史の中で培ってきた精神文化である。

しかし宮司は、今、日本語が少しずつ粗末に扱われていることを憂えている。

人を傷つける言葉が平然と飛び交い、短く強い言葉だけが人目を引く。相手を敬う言葉よりも、嘲りや罵りの言葉が広がる。意味も確かめずに外来語を並べ、日本語で十分に表せることまで外国の言葉に置き換えてしまう。

新しい言葉を受け入れることが悪いのではない。日本語は古くから、漢字を取り入れ、外国の文化を受け入れながら、それを日本人の心に合う形へと整えてきた。大切なのは、新しいものを取り入れるために、自らの言葉を捨てないことである。

日本語を失うことは、日本人の心を失うことにつながる。

祖父母の語った昔話も、神話も、和歌も、先人の教えも、日本語によって受け継がれてきた。私たちは言葉を通して、祖先の心と出会っているのである。

宮司は思う。

美しい日本を守るためには、まず美しい日本語を守らなければならない。正しい言葉を使うということだけではない。人を敬う言葉、感謝を伝える言葉、勇気を与える言葉、国を愛する言葉を、日々の生活の中で大切にすることである。

子供たちには、豊かな日本語を伝えなければならない。

「ありがとう」と言える心。

「ごめんなさい」と頭を下げる心。

「おかげさま」と感謝する心。

「いただきます」と生命を敬う心。

そうした言葉を教えることは、日本人としての生き方を教えることでもある。

言葉は国をつくり、民族をつくり、人の心をつくる。

日本語は、祖先から私たちに託された尊い財産である。その音、その文字、その響き、その言葉の奥に宿る心を、次の世代へ伝えていかなければならない。

宮司は、日本語を大切にすることが、日本を大切にすることだと信じている。

美しい言葉を語れば、心も美しくなる。

人を敬う言葉を使えば、世の中に和が生まれる。

感謝の言葉を忘れなければ、人と人との縁は深くなる。

日本語には、日本人の魂が宿っている。

この尊い言葉を守り、磨き、誇りをもって後世へ伝えていくこと。それが今を生きる私たちの務めである。

言葉は国をつくり、民族をつくり、人の心をつくる。

日本語は、祖先から私たちに託された尊い財産である。その音、その文字、その響き、その奥に宿る心を、次の世代へ伝えていかなければならない。

宮司は、日本語を大切にすることが、日本を大切にすることだと信じている。

美しい言葉を使えば、心もまた美しく整っていく。人を敬う言葉があれば、世の中に和が生まれる。感謝の言葉を忘れなければ、人と人との縁は深くなる。

日本語には、日本人の歴史と祈り、そして魂が宿っている。このかけがえのない言葉を守り、磨き、誇りをもって後世へ伝えていくこと。それが、今を生きる私たちの務めである。

PR

日本の伝統と文化を、暮らしの中へ

国旗、皇室の祈り、和紙、日本茶など、日本の文化を身近に感じられる品をご案内します。

国旗

日本製の日の丸

軽く、しわになりにくい生地を用いた日本製の国旗です。家庭や事業所での掲揚に。

Amazonで国旗を見る
皇室・祭祀

『宮中祭祀―連綿と続く天皇の祈り』

天皇の祈りと宮中祭祀について学び、日本の伝統への理解を深めるための一冊です。

Amazonで書籍を見る
日本茶・海苔

山本山オンラインショップ

江戸時代から続く老舗の日本茶と海苔。日々の食卓や、大切な方への贈り物に。

江戸の文化と味を未来へ

日本製・越前和紙の御朱印帳

ちりめん生地と越前和紙を用いた、日本製の御朱印帳です。参拝の記録を大切に残す一冊として。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

佐藤素心(一彦)。宮司。昭和16年山口県生まれ。元大阪府警勤務。1979年(昭和54年)の三菱銀行人質事件では機動隊員として活躍。事件解決に尽力した。1990年(平成2年)の西成の暴動では自身が土下座をして騒ぎを治めた。その他、数多くの事件に関わり活躍した人物。警察を退職後は宮司となり奈良県吉野町の吉水神社(世界遺産)に奉仕。吉野町の発展に寄与。故・安倍晋三元総理をはじめ、多くの政治家との交流を持つ。現在は長野県下伊那郡阿南町に安倍晋三元総理をお祀りした安倍神像神社を建立し、宮司を務めている。

目次